一昔前の主流?
私はバスフィッシングをメインとして釣りをしていたため、かれこれ30年前あたりからスプールに巻かれている糸は【フロロカーボンライン】であった。
当時から、より糸であるPEラインは【ソルトウォーターで高価なもの】というイメージが定着(実際そうだったし、高価すぎて手にできるものではなかった)していて…
バスでは、せいぜいカバーやマット撃ちで使われるPEがほとんどであったのではないだろうか!?
物心ついたときから【サンライン 】
ナイロンラインが主流の時代にフロロが出てきたことは衝撃であったが、その頃から使用していたのがサンラインのフロロカーボンライン!確かダイリキバススペシャルなんじゃらかんじゃら!?とか【ダイリキ】が強く主張されるものだった記憶が…
色々と使い分けた結果、【感度】【しなやかさ】【対衝撃摩擦】【飛距離】いずれをとっても、自分の感覚(体感的)にグッとくるのが、サンラインだった。
時代は進み(進化し)フロロカーボンライン全盛の時代へ
バス全盛のときに当たり前であったフロロは確かに水馴染みがよく比重もあったため高感度、高感度!と世間で騒がれ、数多くのフロロカーボンラインが世に出回ったが、
世間で言う高感度だけが先行し、しなやかさを合わせ持つものが非常に少なかったと感じていた(実際、その当時から感度、硬さの追求だけが進みゴワツキとアワセ切れをするようなフロロが多かったのも覚えている)。
前項でも書いた通り、糸というものは伸びがなければ非常に脆い!それをカバーする腕であったり追従できる腕の延長であるロッドであったり!
ですが、ルアーや仕掛けに直結しているライン(糸)に柔軟性がなければ、対応負荷荷重がかかれば必ず切れるので、ここは本当に重要なところ!
これを補ってくれるのが、【適度な伸びを有するサンラインFCスナイパー】だった。
ソルトウォーターでは先行しているライトゲーム用 PEライン
昨今、流行りのライトゲームで多用されるPEラインは昔のものに比べて非常に細く、かつ強くできている。
ライトゲーム専用!?と、とらわれがちだがバスでも多用!
特に陸っぱりでの飛距離を出しての対岸攻めやオーバーハングへのスキッピング、サーフェイスゲームには、この上なし!
また最近ではドロップショットや冬の定番メタルゲームなど(感度が良いためバイト前の魚がルアーへ纏わり付いてる感覚すら分かる)でも使用頻度は上がっているので、
是非手にしてみてほしいですね♪
【次世代PEライン!ヤバ過ぎ!】清水盛三がPEラインを使って巨大ブラックバスを釣る!山口県
*SUNLINEから発売予定の盛三さん監修PEライン☝発売が楽しみです。
最近の流行りに惑わせられないライン選び
PEラインが良い!となると業界もこぞってPE!PE!と言い出すはず!?(各ラインメーカーさんスミマセン)なのですが
これについては用途、ロケーションによって必ず使い分けが必要です。
上記、図解説明を見て頂きたい。強風下、二枚潮のように風と湖流・潮流が逆となるような場合には、比重の軽いPEは図のような『作りすぎのスラッグ』を出してしまう。
このような環境下ではバイト(ショートバイトhは尚更)が手元まで伝わることがなく『反応がない』『反応がない』となってしまう。
エサ釣りなどの場合でも【何のアタリもないのにエサがなくなっている】というのが、これであることが多い。
このような状況であれば、ムリにPEを使うのではなく、比重のあるフロロを用い、なるべくリグとラインが直線化されるようにしたほうが絶対です。
圧倒的にバイト(アタリ)は取りやすくなり、用途・状況によって使い分けを考えてもらえると、釣果に直結してくるので、皆さんも是非、考えてみてくださいねp(^-^)q